12月10日
東京編はちょっと休憩して
先日、愛媛在住の外国人のお友達から「ちょっと遅れたけどお誕生日のプレゼントを送るね!」
と、電話がありました。
ラテン系の明るい彼女とは、家族ぐるみで、もう15年のお付き合いになります。
日本に来て20年近くになるのですが、時々日本語が怪しいのです。
そんな彼女は、どこからか、食糧に関係するパートに誘われる人なんです。
去年は、ゆずやキウイ、みかん等のジャムやコンポートの瓶詰めのパートをしていました。
今年はフグやハマチのパッキングのパートに借り出されてると言っていました。
去年は、ゆずやレモンのジャムやお茶をたーくさん持ってきてくれました。
もしや、ちょっと嫌な予感。
「ひょっとしてプレゼントって魚?」
「そう!フグだよ! すぐに食べられるから 大丈夫!」
それが今日届きました。
えらい大きな発泡スチロールです。 いやだ!すぐ食べられるって言ったのに、これは薄造りの箱じゃない。
案の定
皮は剥いであるものの、フグの形をしてる。
私釣りはするんだけど、魚を触るのは大っ嫌い。 小さな鯵くらいはお造りにしますが
ふぐは初めてです。
そうだ、いつもの行きつけの魚屋さんに持って行って薄造りにしてもらおう。
持って行ったのですが、いつものおじさんではなく、若い従業員が一人。
ふぐを見せるなり、「これは手間がかかるよ、3000円は欲しいね!」
うそ~。3000円はないでしょう。 (この従業員働かないんですよね。だからわざとお高く言ったんだと思います)
「じゃあいいです。ぶつ切りにしてお鍋にしまーす。」 と言い放し、そそくさと帰って来ました。
よーし、ネット動画で、さばき方を見て挑戦しよう。
じゃ―ん!
庭にある最後の虫食い大葉を添えて
フグの厚造り完成!
皮は湯引きして、これが硬いのなんのって、なかなか切れません。
でもどうにか頑張りました。 コラーゲン、コラーゲン!
残りの骨はから揚げに。
おいしかった。
ありがとう。
でも、もういらないかな????
お礼の電話をしたら、「すぐ食べれたでしょ!フグは切ったら生で食べれるんだよ!!」だって。
もう、知ってるよそのくらい、切るのが大変なんでしょ。
あ~あ。まだ1匹残ってます。
by mikarose
| 2013-12-11 01:58
| お料理
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